旅 2008  〜函館・室蘭 秋の味覚を喰らう旅〜



下北・北海道へ 2008年9月12日〜15日


toma発祥の地。北海道。そして第2の故郷「室蘭」。
今回は廃止が危惧されているフェリーでの北海道旅行へ行ってきました。


9月12日(金)夜。
仙台出発。
国道4号線を北上し、一関ICより東北道を使い三沢ICへ。
そこからは国道で下北半島を北上。
道の駅よこはま」で一夜を明かす。
翌13日(土)早朝。
道の駅を後にした我々は北上を続け、マグロ1本釣りで有名になった大間へ。
本州最北端の地、大間崎。
大間崎では朝食代わりに「殻付きウニ」を喰らう(*^〜^*)
大間崎から車で数分。
大間フェリーターミナルへ到着。
ここを運営する東日本フェリーは2008年11月末での
国内フェリー事業からの撤退を発表。
函館〜大間航路は無くなってしまうのか?(/д<,)
現在、函館〜大間航路を就航しているのは
1,529トンの「ばあゆ」。
ばあゆとは、インド神話に登場する風の神だとか。
東日本フェリーには他にも
「びるご」「ばにあ」等、変な名称の船舶が多い。
船内は2等船室のみで運賃は片道1,370円(座席指定は2,080円)
車は大間フェリーターミナルに置いて、
11:40に大間港を出港。
13:20、函館港到着。
1時間40分足らずの乗船時間は寝るには物足りない。
函館フェリーターミナル。
2007年9月から就航された高速フェリー「ナッチャンRera」に合わせ、
函館、青森港のフェリーターミナルが建て替えられた。
見ての通り、函館フェリーターミナルは立派な建物。
開業にあわせ、誘致した「カレーダイニングマハロ」やカフェ「バッドアスコーヒー」、
お好み焼きの「はち家」は全て2008年10月中に撤退予定だとか。
そもそも2003年に経営破綻した旧・東日本フェリー。
そんな赤字航路を引継ぎ、苦しい経営だろうに、何故こんなムダに立派なターミナルを建てたのか?
2008年6月からはQRコードを用いたスマートチェックインを始めたばかり。
写真右上に写っているのが、スマートチェックインを利用した
ドライブスルーゲート。
車に乗ったままで乗船手続きが完了出きるというモノだが、
10月いっぱいで廃止が決まった以上、

たった4ヶ月のための無駄な設備となりました。

つーか。
これって明らかに補助金目的 ( ̄。 ̄;)?
さて、函館での昼食は。
「鮭親子丼」

見た目は旨そうでしょ?
味は・・・普通なんだな(⌒o⌒)
そんな函館での1泊目。

宿泊したのは

「ドーミーイン函館五稜郭」
コンパクトながらもシックにまとめられたクィーンルーム。
朝食つき、3人で7,350円は安い(≧∇≦)
足を伸ばしてゆったりと入れる湯船もGood(*^ー゜)v
朝市横丁市場。
以前は昔ながらの市場だったのがモダンに
生まれ変わったようですね。
レンガ倉庫地区へ。
ラビスタ函館ベイ敷地内にある
「函館ベイ美食倶楽部」へ。
足湯までありました。

きくよ食堂にて海の幸を喰らう。
サーモンがとろけるほどウマ〜イヽ(゚▽、゚)ノ
9月14日(日)

ホテルを後にしてレンタカーを借りる。
国道5号線を北上し、向かうは室蘭。

北海道名物、どこまでも続く直線道路(⌒v⌒)
途中、昭和新山熊牧場へ。
クマはクマでも、こちらはアライグマ。
コグマが喧嘩しています。
誰か、エサくれないかなぁ?
滑り台で遊ぶクマ。
エサよこせ〜ι(`ο´)ノ
人間のオリ。
悲しいかな、入口にあった
クマの剥製が一番迫力がありました( ̄△ ̄;)
昭和新山では熊が半額で売られていました。
昭和新山。
有珠山とともに今だ活動を続ける活火山。
さて、本日のお宿は室蘭市輪西のさくらインです。
和室の10畳間。
コメタ君連れだと和室のほうが何かと安心です。
素泊まり3人で7,940円。
お風呂や洗面台はワンルームマンションのようでした。
さて、室蘭で食べておきたいのがカレーラーメン

ホテルから徒歩圏内の蘭たん亭へ。
カレー好きなtomaとしては凄く期待して行ったので
正直、普通すぎてガッカリだったかも(((。^_^A

でも普通に美味しいラーメンでした(*^o^*)
ラーメンの上の福神漬けはどうだろう?
乗せるならご飯の上のほうが無難かな?
静まり返る室蘭のアーケード街。

昔の面影、今いずこ。
深夜。
tomaは1人ホテルから抜け出して輪西の繁華街へ。
スナックのママの話では最近はずーっと暇な店が多いとか。

かつては新日鉄室蘭で栄えた街。
9月15日(月)

今日は室蘭市内を観光しながら函館へ。

写真は、イタンキ浜。
鉄の街、室蘭。
地球岬。
風光明媚な断崖絶壁が続く。
白鳥大橋をバックにメタポちゃん(*^∀^*)
カレーラーメンとともに室蘭名物として推しているのが
室蘭やきとり

やきとりとは言うけれど。
使われているのは豚肉でカラシを付けて食べる。
室蘭フェリーターミナル。

以前は八戸・大間・大洗・直江津・博多、
更には東南アジアともコンテナ航路で結ばれていたが、
現在、定期航路は青森港と結ぶ便のみ。
その唯一の定期航路も2008年11月末で廃止予定。
さて、帰り道。
ひたすらにまっすぐ続く国道5号線を南下する。

写真は長万部付近。
レンタカーを返し、フェリーにて大間港へ向かう。
帰りの船内は連休最終日ということもあり、
多少込み合っていた。

大間−函館航路。
大間住民は病院に行くのにフェリーで函館まで
出る人が多いと聞く。
このまま廃船になったらそんなお年寄りは
どうなるのだろうか?
フェリー内では「かにめし」を喰う。
予想以上に旨かった(+^ー^+)ゝ
20:10 大間港到着。

ここから約1時間ほどのむつ市に向かう。
今夜の宿は

「ユニサイトむつ」

朝食バイキング付きで3人で10,000円。
部屋はスタジオツイン。
シンプルながらも清潔感のある浴室。
そんな、むつの夜は居酒屋で地域の料理を喰らう。
翌朝のバイキング。
ホタテ焼きが下北らしい・・・のか。
9月16日(火)

今日は仕事をしながら帰途に着く予定。

とりあえず。
東通村の尻屋崎を目指す。
尻屋崎周辺では寒立馬という放牧された馬を見かけることが出来る。
青森の極寒の地でもたくましく生息する。
尻屋崎からは遠く、北海道を望むことが出来た。
そんな2008年秋の函館・室蘭の旅でした(*^▽^*)

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